うさぎの主食は牧草とペレットなのですが、中には野菜しか食べないという少々グルメな子もいます。
野菜は季節によって値段が上がることもあるので、野菜しか食べないとなると少々お財布にも痛いですよね。
野菜しか食べない子にどう対処すればいいのでしょうか?
うさぎが野菜しか食べない時は体調を確かめて!
まず、うさぎの水を飲む量、フン、歯、尿の量、耳の温かさ、動き回るかをチェックします。
野菜をたくさん食べていると水分をとらないこともありますが、胃腸の調子を崩しているか毛球症などの病気かどうかを確かめます。
歯を確かめ、少しでもおかしかったら不正咬合の可能性があるので、やはり病院に行きます。
うさぎは体調が悪いといつもより耳の温度が低くなりますから、普段から少しだけ触って大体どれくらいの温かさか覚えておくと良いですね。
体調が悪そうなら、病院での治療をすることになります。
体調がいいのなら、ペレットや牧草の味に飽きたり好みが変わったか今まで愛用していたペレットや牧草のほうが変わったのかもしれません。
ペレットと牧草を食べさせるには?
まず、ペレットと牧草を変えてみて下さい。
うまくいかない場合は小松菜と牧草を混ぜたり、リンゴの果汁を牧草に染み込ませるなど工夫してみるといいでしょう。
うさぎが野菜しか食べないとしても栄養的には大きな問題はないのですが、牧草を食べないと歯が削れないかもしれません。
かじり木は固すぎて、うさぎの歯を削りすぎたり、ずれたりして不正咬合になりやすくなります。
人参も塊で与えると固すぎて不正混合の原因になる可能性があるので、固い野菜は薄くスライスしてあげて下さい。
固いかじり木や人参よりもわらや牧草で出来たおもちゃのほうが、うさぎにとって適切に歯を削ることができます。
まとめ
うさぎが野菜しか食べないと飼い主としても困ることが多いと思います。
野菜だけでも栄養的には問題ないことが多いのですが、うさぎの歯がうまく削れないなどの弊害があるかもしれません。
うまく歯が削れなかったりずれてしまうと不正咬合になり、食事ができなくなる場合もあります。
うさぎは好みによって食べるエサが変わることもあるので、色々なペレットや牧草を試してみて下さい。
単純に、ペレットと牧草の製品内容が微妙に変わったために食べたくなくなったのかもしれません。
それでも駄目なら、牧草にも野菜を混ぜたり、牧草やペレットに果物の果汁を少し混ぜたりと、野菜以外を食べさせる工夫をしましょう。