うさぎの飼育が5年も過ぎると老化現象を徐々に感じる人が多くなってきます。
しかし、老化現象なのかどうかよく分からないという人も少なくありません。
老化現象やそれによるトイレや食べ物の変化について解説します。
目次
うさぎの老化現象
うさぎの老化現象は様々な形で現れます。
動きが緩慢になることが多いです。
ソファに今まで飛び乗っていたのに、少なくなったりやらなくなるということも少なくありません。
見た目では体が硬くなったことにより毛繕いが上手に出来なくなることがあり、毛並みが悪くなることが多いです。
抜け毛も多くなり、換毛期を過ぎても抜けることもあります。
痩せることも少なくなく、触るとごつごつとするようになる場合も少なくありません。
他にも寝ている時間が増えるということも典型的な老化現象です。
目が黒いうさぎは目がうっすらと白くなるということもあります。
トイレと食べ物の変化
うさぎの老化現象が始まると、トイレを失敗することが多くなり、トイレ以外での粗相を片付けなければならないこともあります。
食べ物の好みも変化することが多いです。
他にも食事量が減ることもあり、場合によっては歯が伸び過ぎてしまうことがあります。
食べる量を増やすことはうさぎの負担になることがあるので、栄養価の高い牧草に変更しましょう。
老いたうさぎの好みのペレットや牧草を見つけることで、食欲が回復することがあります。
食欲がないからといってうさぎが好むりんごといった糖質の多い食べ物をあげ過ぎることもやめましょう。
お腹の中がガスでいっぱいになり、うさぎが苦しい思いをすることがあります。
歯についてはかじる木のおもちゃをかじってもらうことが病気の予防になります。
まとめ
うさぎの老化現象は様々なものがあります。
食欲が低下するなどの理由で、若い頃より痩せるといったことも少なくありません。
一見すると、毛で覆われているため分かりませんが、触ってみるとごつごつと骨の感触を感じるようになることも。
トイレも失敗しやすくなることが多いので、世話の回数が増えてしまいます。
食事に関しても好みが変わり、今までのエサを食べなくなることもありますし、食事量が減ることもあります。
その場合は牧草やペレットを変えてみることで、食欲が回復することもあるので試してみましょう。
たくさん食べてほしいからと、りんごなどの糖質が多い食べ物はお腹の中にガスが溜まり過ぎて調子を崩すことがあります。
現在ではサプリメントもあるので、必要に応じて検討するのもいいでしょう。