フワフワの毛が特徴的なライオンラビットを飼ってみたいけれど、飼い方が分からないと悩んではいませんか?
どのような飼い方をしてあげると良いのでしょうか?
ライオンラビットの特徴
ベルギー原産のうさぎで歴史が浅く、うさぎとしての血統がまだ安定していません。
どういうことかというと、通常、品種によって体の大きさや性格がある程度決まっていますが、安定していないので、性格や体の大きさに個体差があるということです。
現在は体の大きさはある程度、予想が出来るようになりましたが、想定より大きくなったということもあると思われます。
寿命に関しては5年から10年ほどと幅が広いので、長生きしてほしいと思う人にはおススメしません。
性格は活発な子から穏やかな子までいますが、おおむね人に懐きやすいです。
ただし、あくまでも傾向なので、活発で動き回ることが好きな子は抱っこが嫌いかもしれません。
時間は掛かりますが、しつけが出来、自分の名前を覚えることが出来るので、呼べばやって来てくれる子もいます。
ライオンラビットの飼い方と気をつけたいこと
ライオンラビットはうさぎの中でも繊細な動物なので、飼い主もそれ相応の飼い方をする必要があります。
長毛種なので、毛球症になりやすいという傾向にあります。
これは毛繕いした毛を飲みこむことで発生する病気ですから、食欲不振になった時は動物病院に連れていきましょう。
予防をするためにはこまめなブラッシングが必要です。
他に気をつけたいのが温度です。
19度から25度の間がライオンラビットにとって過ごしやすい温度なので、常にこの温度を維持しましょう。
留守番をさせる時、太陽光がケージに当たると温度が上昇するので、外出の時はカーテンをして下さい。
基本的に寒暖差に弱い動物なので、人がいない時は暖房をオフにして留守番をさせるといったことはやめて下さい。
まとめ
ライオンラビットの飼い方では毛球症予防のためにブラッシングが大切です。
飼い主の中には叩きつけるような乱暴なブラッシングで動物に嫌がられる人もいるので、丁寧に優しくやってあげましょう。
寒暖差に強い動物ではないので、常に一定の温度を維持して下さい。
まだ歴史が浅いので、大きさや性格、寿命にバラツキがあるので、自分にとって理想の性格や外見のうさぎがいる場合、ライオンラビットはおススメしません。
ただ、人に慣れやすい子が多いという特徴もあり、名前を呼べばやって来てくれるようになるでしょう。
抱っこに関しては大好きな子もいれば、やられたくない子もいると思うので、うさぎを尊重してあげて下さい。