うさぎの毛玉病(毛球症)の予防と治療方法は?

毛玉病(毛球症)とはうさぎが毛繕いの時などに、誤って自分の毛を飲みこんでしまい、それがお腹に溜まることを言います。

毛は体外へ排出されないために、結果的にうさぎが苦しむことになるのです。

この怖い毛玉病をどのように治療と予防をしていけばいいのでしょうか?

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うさぎの毛玉病(毛球症)の治療方法は主に2つ

毛玉病は短毛種長毛種関係なく、なる時はなるのですが、どちらかというと毛が長い長毛種がなりやすい傾向があります。

そんな毛玉病(毛球症)の治療方法ですが、投薬と手術の2つがあります。

症状が軽い初期なら投薬、症状が重くなったら手術です。

早急な治療が必要な病気なので、餌を食べていない、ぐったりしているという時はすぐに病院へ行き、必要な治療を受けましょう。

ただし、うさぎの治療が得意な獣医は限られます。

そのため、年に1回から2回の健康診断を利用して、信頼できる動物病院を探しましょう。

うさぎの毛玉病(毛球症)の予防方法

毛玉病はうさぎが毛繕いした毛を、誤って飲み込んでしまうことで発病します。

しかし、うさぎも毛を好きで飲み込んでいるわけではないので、飲み込まないようにしつけることは不可能です。

つまり、予防のためには飲み込んでしまう毛の量を減らす必要があります。

そのために飼い主ができるのは、ブラッシングです。

毎日、丁寧に優しくブラシを掛けて、毛を抜くお手伝いをしてあげましょう。

時々、ガツガツと乱暴にブラシを当てたりする人がいますが、もしも、美容院でそのように髪をブラッシングされたらどう思うでしょうか。

ほとんどの方が嫌だと思いますが、うさぎも嫌がります。

他の予防方法では、パパイヤを少量与えることもおススメです。

パパイヤの消化酵素によって、お腹の中の毛が少し溶けるので、結果的に毛玉病の予防になります。

まとめ

毛玉病(毛球症)はうさぎが毛繕いをした毛を飲み込むことで発症する病気です。

うさぎも好きで毛を飲んでいるわけではないので、しつけをしてやめさせることはできません。

症状が軽い段階なら投薬、悪化した段階では手術が主な治療方法になります。

予防するためには、飼い主が優しくブラッシングをしてあげ、毛が抜ける手伝いをすること。

そして、毛を溶かしてくれるパパイヤを与えることです。

ただし、パパイヤの糖質が、お腹の中で発酵するとガスが発生し、うさぎは腹痛で苦しむことになってしまいます。

パパイヤを与える時は様子を見ながら、少量だけあげましょう。

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