うさぎに元気がない・食欲がない上に横になるので心配に思っていませんか?
うさぎは大丈夫なのでしょうか。
目次
うさぎが元気がなかったり、食欲がないのに横になる原因
まず、最初に考えられる原因は病気です。
元気がないや食欲がなくて横になるだけでは、どのような病気にも当てはまりますので、どの病気か断定することはできません。
うさぎに多い病気は毛球症やうっ滞です。
どちらも胃腸の病気で、毛球症は毛が胃腸の中に溜まってしまい苦しむ病気。
うっ滞はなんらかの事情で胃腸の動きが止まってしまった病気のことを言います。
どちらも放置して治る病気ではありませんし、放置すればするほど、手術が必要になる可能性が上がるので、治療費も上昇してしまいます。
基本的に、うさぎのような小動物は症状がいきなり悪化してしまうことが多く、元気がないけど、様子見をしているようでは間に合わないこともあるので、異変を感じたらすぐ病院が鉄則です。
他にも果物や甘いものを食べさせ過ぎて、うさぎのお腹の中でガスが湧いてしまい、苦しんでいるのかもしれません。
ここまで考えられる元気がない、食欲がない、横になる原因を上げてきましたが、もっとも多い原因が他にあります。
それは、うさぎにとって寒過ぎたり暑かったりして、適切な環境ではないということです。
うさぎはデリケートな動物で、すぐに体調を崩す動物なので、室温などの飼育環境を見直しましょう。
季節の変わり目などでも元気がない、食欲がない、横になることがあります。
うさぎが元気がない、食欲がない、横になる時の対処法
病気ならば、すぐに動物病院に連れていき、治療しましょう。
うさぎが快適に過ごせる環境でないのならば、作る必要があります。
まず、うさぎが快適に過ごせる温度は20度から25度です。
暑さ寒さ以外にも寒暖差に弱い動物なので、室温も一定に保つ必要があります。
人間がいない時は冷房や暖房をオフにする方も多いですが、実際はそんなに強くはありません。
しかも、人間がいる時だけ快適な温度で、うさぎ1匹の時は暑かったり寒かったりするでは、室内寒暖差が大き過ぎます。
まとめ
うさぎに元気がない、食欲がない、横になる時は病気の可能性もあります。
上記の症状だけではどんな病気も当てはまるため、病気を絞り込むことはできませんが、うさぎに多い病気はうっ滞、毛球症という胃腸系の病気です。
果物を食べ過ぎた時は、お腹の中で糖質がガスに変わり、お腹が苦しくなり、痛がる場合があります。
ただ、元気がない、食欲がない、横になるのは病気だけではありません。
うさぎにとって快適な環境ではない時や季節の変わり目も同じような症状が出ます。
暑い時期なら脱水、寒い時期なら下痢をすることもあります。
寒暖差も苦手なので、常に室温を一定に保ち、うさぎを冷やすグッズや小動物用ヒーターを用いて、うさぎが住みやすい環境を作りましょう。