ロップイヤーは耳が垂れたうさぎの種類です。
可愛らしい外見から人気があるうさぎですが、どのように飼育したらいいのでしょうか?
目次
ロップイヤーの飼育の方法
ロップイヤーは耳が垂れているため、耳の中が蒸れやすいです。
しっかりとグルーミングをする子ならば問題ありませんが、グルーミングをしない子もいます。
グルーミングをしない場合、最悪、皮膚炎など耳の病気になるかもしれません。
垂れた耳のせいで見え辛い分、飼い主も見過ごしがちになるので、時々めくって耳の汚れを確認しましょう。
汚れがある場合は耳の外側を優しく掃除をしてあげて下さい。
なお、耳の内側は脳を傷つける可能性があるので、飼い主が掃除をしてはいけません。
それ以外に関しては基本的にほとんどは他のうさぎと一緒です。
エサはペレットと牧草を中心にし、おやつやご褒美として少量の野菜や果物をあげます。
ケージで飼育する場合も1日1時間から2時間は外に出し、室内で遊ばせましょう。
性格は穏やかな一方で、活発に動き回るのが好きな活動的な性格をしています。
ケージの中にだけ入れて飼育していると、ストレスを溜めてしまうので注意して下さい。
ロップイヤーの飼育で気をつけたいこと
ロップイヤーは床を掘る仕草をしやすいです。
そのため、絨毯などがボロボロになることもあります。
これはロップイヤーの元になった野生のアナウサギの頃の名残です。
床やじゅうたんが傷つくのが嫌という人はしっかりとジョイントマットなどでガードしましょう。
うさぎは骨が弱いのですが、ロップイヤーは穏やかな性格ながら、運動好きな一面があります。
高所から落ちたり足をぶつけるといった些細なことが骨折に繋がるので、室内のものは出来るだけ片付けたり、マットを敷きつめるなど対策をしましょう。
まとめ
ロップイヤーの飼育の方法は他のうさぎとさほど変わりません。
ただ、床やじゅうたんを掘るというクセを持つ子が多いため、床などが傷つけられやすい傾向にあります。
これは野生時代の名残りで、止めさせることは難しいので、傷つけられてはいけないものはしまいましょう。
また、活動的な一面も持ちますが、うさぎは骨がもろく、はしゃぎ過ぎた結果、骨折することもあるかもしれません。
うさぎがぶつかっては困るものを片付けたり、床にはマットを敷いたりしてうさぎが怪我しないように配慮してあげましょう。
他には垂れ耳ゆえに耳の中の湿度が高まる傾向にあります。
グルーミングをしない子の場合、汚れが溜まり過ぎて皮膚炎になることもあるので、時々、耳をめくって中を確認してあげましょう。
しっかりと耳をグルーミングしている子ならば、皮膚炎を過度に心配する必要はありません。