うさぎは鳴き声がしないので飼いやすく、集合住宅でも許可が出やすい動物です。
しかし、実際はうさぎがうるさいために苦情が来たり、なんらかの対策をせざるを得ないことは珍しくありません。
どのような対策をすればいいのでしょうか。
うさぎがうるさい理由
原因が分からなければ、対策のしようがありませんから、まずは原因を見つけましょう。
うさぎにも自我があるため、うるさいのにもしっかりと理由があります。
原因によって行う対策も変わるので、原因究明をおざなりにしないようにしましょう。
「ケージから出して」や「おやつちょうだい」と訴えているのなら、飼い主の接し方が間違っているのかもしれません。
うさぎも人間の子どもと一緒で甘やかされていると、わがままになり、手がつけられなくなります。
うさぎもわがままとなった人間の子どもも困らせれば、親や飼い主が根負けして折れることを知っているため、自分の言うことを聞いてもらうまで困らせ続けるのです。
他のパターンとしては、うさぎが人間には聞こえない物音を察知し、警戒し、飼い主にも危険を知らせている可能性もあります。
うさぎがうるさい時の対策
うさぎがわがままとなっているのなら、基本の対策は無視です。
言うことを聞いてもらえないためにケージを噛むこともあるので、ケージには噛めないように対策をしましょう。
大きな音を出してから、怒るという方法もありますが、それだとうさぎもストレスとなります。
うさぎが何かを警戒しているのであれば、何に警戒しているのかを探る必要があります。
しっかりと観察して下さい。
何に反応しているのか分かったら、それをうさぎに近付けないように暮らして下さい。
まとめ
うさぎがうるさい時の対策は無視することが基本です。
無視していると、ケージを噛むようになることがあるので、噛めないようにしっかりと対策をしましょう。
ケージの内側にわらなどでできた座布団を掛けておいたり、板をつけて下さい。
ケージを噛ませ続けていると、不正咬合になってしまいます。
もし、うるさいのが早く収まってほしいのなら、うさぎの言うことを聞きましょう。
ケージから出してと訴えているのなら、ケージから少し出してすぐに入れます。
また訴えたら、少し出してすぐに入れるということを繰り返します。
うさぎが何かに警戒しているのなら、何に警戒をしているのかを見極めましょう。
必要とあらば、ケージの場所を変えたり、警戒の対象物を近付けないようにして下さい。
うさぎが危険物と思っているものがあるのに、「うるさい」と怒ってはいけません。