美しいビロードのような毛づやが魅力的なレッキスはとても人気があるうさぎです。
毛並みを維持するためにもどのように飼育すればいいのでしょうか。
目次
レッキスの飼育のやり方
基本的に普通のうさぎの飼育と変わりはありません。
好奇心が豊富で物怖じししないので、抱っこや撫でられることに抵抗感の少ない子が多いです。
そのため、抱っこや撫でることをたくさんしたいという人に向いています。
ただし、うさぎは警戒心が強い動物なので、最初から撫でたり抱っこをたくさんするのではなくて、徐々に馴らしていきましょう。
賢い性格をしているので、しつけがしやすく名前を呼び続けると覚えてくれます。
中には名前を呼んだだけで、飼い主の元へ来てくれる子もいるので、愛情も湧きやすいでしょう。
ストレス軽減に役立つので、ケージ飼育でも1日1時間から2時間ほどの適度な室内運動と日向ぼっこをさせてあげて下さい。
清潔であることも大切なので、ケージの中はこまめに掃除をしましょう。
レッキスの飼育で気をつけたいこと
美しい毛づやを維持するためには体重に対して16%のたんぱく質を与える必要があります。
毛づやを意識するあまり、タンパク質だけ豊富な食べ物を与えると栄養不足になるので、しっかりと繊維質もあげて下さい。
短毛種なので、後ろ足の毛がはがれやすくなるソアホックという病気になりやすい傾向にあります。
ケージの床材をすのこにするとこの病気になる確率が下がるので、床材がプラスチックや金属製の場合は変えてあげましょう。
短毛種とはいえ、毛球症になることがあるので食欲不振などになっている時は注意して下さい。
ミニレッキスは小型種なので、骨折しやすく飼育をする時は気を付けましょう。
うさぎなのでジャンプをするので、床にジョイントマットを敷いたり、ぶつかっては困るものは片付けて下さい。
まとめ
レッキスの飼育方法は他のうさぎとさほど変わりませんが、いくつか気をつけなければいけないこともあります。
美しい毛づやを求めるなら、体重16%のたんぱく質を与えること。
短毛種なので、後ろ足の毛がはがれるソアホックという病気になりやすいので、予防のためにケージの床材はスノコにすること。
ミニレッキスは小型種で骨折しやすい傾向にあるので、部屋は片付け、ジョイントマットなどを敷く必要があること。
基本的には物怖じしない性格で抱っこや撫でられることを嫌がることが少ない、賢いのでしつけをしやすいという特徴を持つ飼いやすいうさぎです。
名前を覚えてくれ、呼ぶと飼い主の元へ走ってきてくれる子もいます。