うさぎが弱ったりして、流動食を食べさせなきゃいけなくなったのに、上手く食べないということはありませんか?
早く元気になってほしいから出来るだけ食べてほしいですが、どうやって食べさせてあげればいいのでしょうか。
うさぎの流動食の食べさせ方
病院から流動食の食べさせ方の指導を受けていることと思います。
うさぎを仰向けにさせて食べさせたり、飼い主が抱っこをして立ち上がり食べさせるような指導をされている場合も少なくないと思いますが、おススメしません。
仰向けでは食べ辛く飲みこみ辛い上に、視線が高いとうさぎも緊張をしてしまうので、食べないこともあります。
うさぎにとっても無理のない姿勢を心掛けましょう。
飼い主が正座をし、股の間にうさぎを挟み、首の後ろから顔と首を抑え、動かせないようにします。
前歯と奥歯の間に隙間があるので、その隙間にシリンジやスポンジを入れ、飲みこんでいるのをきちんと確認しながら、少しずつ食べさせていきます。
たくさん口の中に入れると、こぼれて飲み込めませんし、苦しいのでうさぎも嫌がります。
暴れてしまうという場合はタオルでうさぎを包み、動けないようにします。
タオルの上に乗せてからまいていき、足を動かせないようにしましょう。
うさぎに流動食を食べさせるコツ
うさぎは味覚が発達している動物です。
食べないのは味が気にいらないからの可能性もあります。
まず、流動食にも種類があるので、動物病院からもらって来たもの以外にも市販のもので食べてくれるものがないかを探してみましょう。
一度、流動食を食べれば、食欲が回復することもあるので、どうしても食べないという場合は動物病院から許可をもらった上で、流動食に少量のりんごといった甘みを足してみましょう。
なお、うさぎの状態によっては糖質が駄目な場合もあるので、医師に相談をしてから加えて下さい。
カリフラワーや人参、小松菜、カブといったうさぎが食べても大丈夫な野菜をミキサーですりつぶして与えることもいいでしょう。
ただし、市販の野菜ジュースなどはうさぎ用に作られていないので、少量であっても与えることは控えます。
シリンダーが小さいこともうさぎにとってはストレスになることもあるので、変えてみるのもいいでしょう。
まとめ
うさぎが流動食を食べないのは味が嫌という場合もあれば、飼い主の与え方が駄目、お腹の中にガスや毛球があるせいで食べられないという場合もあります。
そのため、適切な流動食はどれなのかは一概には言えません。
一度、流動食を食べればうさぎが元気になり食欲が回復することもあるので、嫌がられないように食べさせましょう。
なお、ペレットをふやかして、流動食にすることはおススメしません。
毛球症による食欲不振の場合、ペレットが毛球に付着して大きくなることがあります。