うさぎを飼いたいけれど、どんな特徴があるか分からないと思っていませんか?
情報が豊富にあり、身近な動物である犬や猫ならなんとなく分かりますが、まだまだマイナーな動物であるうさぎの特徴と言われてもなかなか思いつきません。
うさぎはどのような特徴があるのでしょうか?
目次
身体的特徴
(1)声帯がない
うさぎが静かと言われる理由は声帯がなく、吠えることが出来ないからです。
そのため、ペット不可の住宅でも許可が出ることがあります。
ただし、ブーブーと鼻をならして感情表現はします。
(2)耳が短い
ペットのうさぎはアナウサギというウサギが元になっており、うさぎとしては耳が短めの部類に入ります。
(3)骨がもろい
ジャンプをするので足腰が丈夫そうではありますが、実際はちょっとしたことで折れてしまいます。
(4)脚が短い
こちらもアナウサギの特徴を引き継いでいます。
(5)盲腸糞を食糞する
朝早くや夜に直接、お尻に口をつけて食べるので、見たことがない飼い主も多いです。
食糞はとても大切なことなので、盲腸糞を食べていない場合は病院に連れて行くことも毛投資なければいけません。
(6)1年中繁殖可能
人間と同じく、うさぎは通年で繁殖が可能です。
生活・性格の特徴
(1)夜行性
基本的にうさぎは夜行性です。
(2)オス同士の同居は難しい
アナウサギは1匹のオスを頂点に複数のメスとその子どもたちで生活をするという特徴があります。
その性質はペットのうさぎも引き継いでいるので、オスの同居はケンカが絶えないことが多いです。
ただし、オスとメスは避妊や去勢をしていないと、ずっと繁殖をし続けてしまいます。
(3)足で床を叩くことがある
不満や威嚇の時に行うことが多いです。
これがクセになっていると階下の住人に迷惑が掛かる可能性があります。
(4)床を掘ろうとする
アナウサギは穴を掘って生活をしてきました。
その名残が今でも残っていて、床に穴を掘る仕草をすることがあります。
(5)ストレスに弱い
うさぎはデリケートな動物です。
(6)高温多湿が苦手
ペットのうさぎの元となったアナウサギはヨーロッパ原産です。
ヨーロッパの気候は乾燥していることが多く、日本のような高温多湿は苦手なので、温度管理をしてあげる必要があります。
まとめ
ペットのうさぎの特徴は吠えることがないので、集合住宅でも飼いやすいことにあります。
ただし、ストレスに弱く骨折しやすいという特徴があり、扱いが乱暴になりやすい子どものペットには向いていません。
子どものために飼うという場合はうさぎの接し方をしっかりと教えてあげて下さい。
そうでなければ、子どもに向かって威嚇したり、鼻を慣らす。
子どもがが抱っこした時に暴れて、うさぎが骨折する可能性があり、情操教育という面でもマイナスです。