うさぎが夜中に足ダンをして困るという方は少なくありません。
うさぎが足ダンをする理由と対処法について解説します。
目次
うさぎが夜中に足ダンする理由
足ダンはうさぎの数ある意思表示の中でも特に強いメッセージを発する時に行われ、怒りや不満、警告といったネガティブな意味合いが込められています。
飼い主が日中、仕事で留守にしている間、大抵のうさぎはケージの中で、寝て過ごすのが普通です。
そのため、夜中に元気になってしまうため、「ケージから出せ。遊びたい」と訴えることもあります。
もしくは飼育環境に不満があるのかもしれません。
何かの臭いが良くないとか人間には聞こえない変な音が聞こえる、ストレスが溜まっていることもあります。
原因を見つけなければ、改善されないので、根気強く原因を見つけましょう。
うさぎの足ダンへの対処法
うさぎが夜中に足ダンをする理由を見つけて、それに合った対処することが一番の対策です。
足ダンは怒りや不満といった強いネガティブなメッセージを発していることがほとんどなので、原因を見つけましょう。
もし、日中、仕事をしているのなら、うさぎは運動不足かもしれませんので、1時間から2時間は一緒に遊んであげる必要があります。
日中もワラや牧草でできたおもちゃを入れてあげるといいでしょう。
かじり木はうさぎには固すぎて、不正咬合の原因になるので、与えてはいけません。
ただ、ケージから出たいという場合は、飼い主のことを召使いと思っている可能性があり、家は自分の縄張りだから自由にさせろと思っているかもしれません。
その場合は根競べになり、うさぎを無視し続けて頑なに言うことを聞かないことが必要です。
ただし、無視し続けているとケージを噛むことがあります。
これも不正咬合の原因になってしまうので、ケージを噛めないように対策しましょう。
抗議の足ダンが長い時間、続くので、階下の住人に騒音がいかないように対策する必要もあります。
無視をすることで、うさぎに、「ケージから出られるのは、人間が決めたタイミング」と伝え、長い時間を掛けて、このルールに従うように促します。
命令をするようで嫌な方もいるかもしれませんが、うさぎのルールで人間が暮らせないのならば、人間のルールにうさぎを合わせてもらうしかありません。
うさぎには折り合いをつけるや妥協して半々といった考え方はなく、従うか従われるかだけです。
うさぎのこの思考に合わせることも時には必要です。
まとめ
うさぎが夜中に足ダンをする理由は様々あります。
日中、暇なので寝て過ごしているため、夜に元気になり、夜中になっても騒いでいるパターン。
飼い主が帰宅後、1時間から2時間遊んであげたり、日中の暇潰しグッズとしてワラや牧草でできたおもちゃをあげましょう。
うさぎが、「ケージから出たい」とわがままになっているのなら、ケージをかじられないように対策をした上で、無視することも必要です。
うさぎが足ダンをする理由は様々なので、しっかりと原因を把握しないとせっかくの対策も的外れになってしまいます。