うさぎは牧草とペレットが主食ですが、野菜や果物を食べさせたいという飼い主も少なくありません。
しかし、うさぎが野菜を食べる度に下痢をしてしまうこともあります。
どうすれば、下痢をさせずに、野菜を食べさせることができるのでしょうか。
目次
野菜のあげ方は大丈夫?
うさぎは水分が多すぎると、下痢をしてしまいます。
そのため、水分が多い野菜や果物はあげ過ぎると、下痢をすることがあります。
野菜を洗う時、水気をしっかりと切っているでしょうか。
下痢は小動物にはとても負担なので、あげる時は水気をしっかり切ってあげることを意識して下さい。
どうしても駄目ならあげないで
ただし、水気をしっかり切ってあげても下痢をしてしまうのなら、うさぎの体質に野菜や果物が合っていないことが考えられます。
まず、基本的にうさぎに野菜も果物も必要ありませんから、あげなくても問題はありません。
逆に、野菜と果物をあげるデメリットがあることをご存知でしょうか。
小松菜などはカルシウムが多すぎて、結石になりやすくなります。
人参は塊であげると固すぎるので、不正咬合になるリスクが上がるかもしれません。
人参をあげる時はしっかりと薄く切りましょう。
果物はお腹の中で糖質が発酵し、大量に発生したガスによりお腹が苦しくなり、痛くなることもあります。
野菜をあげるメリットについては、うさぎが喜んだり、食欲が増進されるというものです。
たまに、野菜が好きすぎて、牧草を食べなくなる子もいます。
まとめ
うさぎが野菜を食べると下痢をしてしまうのは、野菜を洗った時の水気をしっかりと切れていないことが原因かもしれません。
水分が多すぎると下痢をしやすいため、野菜に水分がつき過ぎているのかもしれません。
野菜をあげる時はしっかりとキッチンペーパーなどで水気を取ってあげましょう。
また、水気が多い果物も下痢の原因になることがあります。
もし、それでも下痢をするというのであれば、野菜が体質的に合わないのかもしれません。
うさぎが野菜を好きかもしれませんが、体質に合わないものを食べさせるのは、体に負担になるので諦めることも必要です。
うさぎの主食は牧草とペレットなので、野菜はなくても問題ありません。
逆に、野菜の中には、うさぎにとっては栄養があり過ぎて、体に負担が掛かるものがあります。
たとえば、小松菜はカルシウムが多すぎて、結石になることがあるので、与え過ぎは注意が必要です。
栄養以外にもデメリットがあり、人参は固すぎて、不正咬合になる可能性があるので、薄く切って与える必要があります。