うさぎにおしりの汚れがついて困ってはいませんか?
何故、おしりの汚れがついていて、どう対処すればいいのでしょうか。
目次
おしりの汚れの原因
食べきれない盲腸便がお尻についているのかもしれませんし、軟便かもしれません。
盲腸便は通常、うさぎがお尻に頭をつけて食べてしまうものなので、お尻につきっぱなしということはありません。
ただし、肥満の子の場合、お尻に頭をつけることができず、盲腸便が食べられないのでそのままになって、お尻が汚れるということはあります。
盲腸便は栄養摂取を完璧にするものなので、食べなければならないものです。
うさぎは消化の関係で、牧草やペレットを食べるだけでは栄養は不十分になるので、肥満で食べられないようならダイエットをしましょう。
軟便でもおしりの汚れはあります。
お腹の調子を崩している時なので、動物病院で診察してもらいましょう。
寒過ぎても軟便や下痢になってしまうので、うさぎが寒がっていないか確認して下さい。
お風呂に入れた時も管理が悪いと、体調を崩してしまいます。
うさぎのおしりの汚れの対処法
おしりの汚れがあれば、ついお風呂に入れてあげたくなりますが、うさぎはお風呂には向いていません。
体温調節が苦手な上に、濡れることも苦手なので多くの子は嫌がります。
そのため、固く絞った温かいタオルで汚れをふき取る程度にとどめます。
タオルでは拭きとれなくて、どうしてもお風呂に入れるという場合は耳や顔を濡らさないように、38度ほどのお湯で素早く洗い、ドライヤーで徹底的に乾かします。
シャワーやドライヤーの音にうさぎはストレスを感じ、暴れることがあるので注意しましょう。
乾燥が不十分だとうさぎが体調を崩す原因になる上に、濡れた体を舐め取り過ぎて毛球症になる可能性があります。
まとめ
うさぎのおしりの汚れがひどいのは、盲腸便を食べられないか軟便や下痢をしているからでしょう。
太った子が盲腸便を食べられない子もいるので、そういう子にはダイエットをして下さい。
もし太っていない子で盲腸便を食べられないのだったら、体調が悪いのかもしれません。
軟便や下痢が続く時も要注意なので、動物病院で診察してもらいましょう。
なお、寒過ぎても軟便や下痢をします。
うさぎは寒さに強いという理由で、人間がいない間は部屋の暖房をオフにしている人も少なくありませんが、常に保温してあげましょう。
うさぎは暑さと寒さと寒暖差に弱い動物なので、同じ温度をずっと維持し続けて飼育する必要があります。