うさぎと散歩に行きたいけれど、リードを嫌がるのでつけることが出来ない……。
このような悩みを持つ飼い主は少なくないのが現状です。
どのようにしたら、うさぎがリードを嫌がることなくつけることが出来るのでしょうか?
目次
いきなりつけないで、慣らすところから始めて!
まず、うさぎは縄張り意識が強いので、いつもいる部屋から出して下さい。
こうすることで、抵抗を減らせます。
それでも、リードを嫌がるのでつけられないという場合は装着するのではなく、リードをうさぎの体につけるところから始めましょう。
リードの感触に慣らすことでつけやすくなるかもしれません。
つける時のコツですが、リードをつけやすいようにとうさぎを高い位置に持ち上げることはおススメしません。
うさぎはリスのように自由自在に木登りをする動物ではないからか、目線が上がるのを怖いと感じ嫌がる子が多いです。
そのため、リードをつける時はうさぎを抱き上げ、立ち上がるということはしないで下さい。
飼い主がうさぎの横に座り、膝にうさぎを乗せて、リードを装着しましょう。
どうしても駄目なら諦めることも必要
うさぎも土や草の感触が好きなので、リードをつけると外に散歩へ行けるということを理解すると、嫌がるどころか外に喜んでいくようになります。
ただし、リードやハーネスはうさぎの体を拘束するものなので、天敵から逃げなければいけないうさぎからしてみれば、いざという時に逃げられないリードは苦痛であるということも理解しましょう。
そして、うさぎは土や草の感触が好きではありますが、飼育に置いては散歩は必要ありません。
お外の感触を味あわせてあげたいという一心で、リードをつけたらパニックになったうさぎが暴れた拍子に骨折をしてしまったということもあります。
元々、うさぎは狩られないために1日の大半を巣で過ごし、外へ出るのもエサや排泄の時など用事を済ませるために短時間だけで、縄張りから出ることも少ないです。
ペットうさぎに置いてはケージが巣で、室内が縄張りになります。
外へ連れて行きたい、外は楽しいという感覚は動物なら皆あるものではなくて、人間特有の感覚ということを理解して下さい。
元来、人間は狩る側であり長時間歩いて、獲物や木の実といった食料を確保してきた歴史があるので長距離移動が得意ですし、運動で快感を得ることができます。
うさぎも運動は嬉しいですが、人間のように外に行かず、縄張りである家の中で充分ということも理解しましょう。
まとめ
うさぎがリードを嫌がるので散歩に行けないと悩む飼い主さんは少なくありません。
元来、うさぎは散歩に行かなくても問題はありませんし、外に出るほうがストレスになって体調を崩す子もいます。
飼い主としては愛するうさぎと一緒に散歩をしたいと思う気持ちは分かりますが、人間とうさぎの感覚の差もあるということを理解しましょう。