うさぎは仰向けだっこが苦手とはいえ、爪切りなどで仰向け抱っこをしなければいけない時もあります。
どのようにしたら、うさぎは嫌がらないのでしょうか。
目次
うさぎが嫌がらない仰向けだっこのやり方
うさぎは足が安定しないと嫌がる傾向にあります。
そのため、背中からお尻までを安定させ、他にも頭と目もあまり動かないようにすることを意識して下さい。
そもそも膝の上に乗ることが苦手な子の場合は、膝の上に乗せるのを慣れさせるところから始めて下さい。
やり方ですが、まず膝の上にうさぎを乗せます。
嫌がらないうちにひっくり返しますが、この時、股でうさぎの頭とお尻を挟むようにして下さい。
顔を近づけて、優しく「大丈夫だよ」と話しかけるのもいいでしょう。
仰向けだっこを慣れないうちは嫌がるので、短時間だけ行います。
毎日1回ほど行い、徐々に馴らしていきましょう。
だっこが終わったあとはご褒美をあげることで、だっこ=ご褒美と認識させてしまうのもいいでしょう。
仰向けだっこを成功させるコツ
仰向けだっこを行う側の飼い主も慣れていないと時間がかかったり、うさぎに苦痛を与えてしまいがちです。
そのため、うさぎが嫌がらないようにするためには、飼い主も回数をこなしてコツを覚える必要があります。
うさぎには申し訳ありませんが、うさぎで練習するのが一番早く上達します。
1日1回短時間だけでも練習すると、うさぎが慣れる以外にも飼い主も慣れ、うさぎが嫌がらないコツも分かってきます。
うさぎで練習するのは気が引けるという人はまずはぬいぐるみで練習をするところから始め、手順をシミュレーションしておきましょう。
まとめ
仰向けだっこは爪切りなどをやる時に便利ですし、動物病院の診療もスムーズにいきやすくなります。
しかし、元来、体を拘束されることを嫌いなうさぎにとっては苦痛なポーズなので、嫌がる子も少なくありません。
嫌がるのはうさぎが仰向けだっこに慣れていない他にも飼い主側もやることに慣れていないので、スムーズにいかないことが多いからです。
仰向けだっこを成功させるためには何回も繰り返して、うさぎも人も慣れるしかありません。
ただし、当然ですがやり過ぎればうさぎに嫌われてしまうので、1日1回短時間だけに留めておきます。
だっこが終わった後はおやつをご褒美として与えれば、だっこ=ご褒美がもらえるとなり、嫌がる回数も減るので、うまく活用しましょう。
成功のコツはうさぎの足や頭を固定し、うさぎに安心感を与えることです。