うさぎをお風呂に入れたいけれど、嫌がると困ってはいませんか?
お風呂の入れ方や温度についてお伝えします。
うさぎをお風呂に入れてはいけない
基本的にうさぎは自分の体を毛繕いすることできれいに保っています。
自分で温度を調節するのが苦手なデリケートな生き物な上、濡れることを嫌うので、お風呂に入れないことが基本です。
特に、子うさぎはお風呂厳禁です。
体が汚れているのならば、固く絞った温かいタオルで拭いてあげるくらいにするのが正しい対処法になります。
もともと、毛繕いが苦手な子もいますが、普段はきれいだったのがいつの間にか臭ったり汚れるようになったという場合は何か原因があるのかもしれません。
あまりにも臭い場合は病気の可能性があるので、注意しましょう。
肥満や高齢でグルーミングがきちんとできない子がいます。
高齢は仕方ありませんが、肥満はうさぎの食事と運動の管理をしている飼い主の責任ですから、しっかりとダイエットをしましょう。
うさぎのお風呂への入れ方
うさぎの負担にならないお風呂への入れ方はありません。
シャワーの音や濡れること自体を嫌がるからです。
どうしてもお風呂に入れなきゃいけないこともあると思いますが、お風呂に入れようとして、うさぎが嫌がるあまりにも暴れて骨折といった事故も過去にはありますから、お風呂はあくまでも最終手段と考えて下さい。
まず用意するお湯の温度は38度ほどです。
38度の温度のぬるま湯でうさぎの体を濡らしますが、この時、耳を濡らさないようにして下さい。
お尻や足先など汚れやすい部分を動物用シャンプーで手早くきれいにします。
お風呂の入れ方で一番重要なポイントは、最後にドライヤーできちんと水分がなくなるまで乾かすことです。
少しでも濡れていると体調が悪化し、病気になってしまうことがあります。
まとめ
元々、水浴びをする習慣のないうさぎが、お風呂を嫌がるのは仕方がないことです。
しかし、足やお尻が汚れやすいため、臭うこともあります。
どうしてもお風呂に入れないといけない時の入れ方はお湯の温度を38度ほどにし、動物用シャンプーで手早く洗ってあげましょう。
その後はドライヤーで徹底的に乾かします。
少しでも濡れていると、過度に毛繕いをし、毛球症になる可能性があるので注意して下さい。
嫌がるうさぎを無理にお風呂に入れようとしたら、怪我をすることもあります。
そのため、お風呂よりは汚れたら、固く絞った温かいタオルで拭いて汚れを落としてあげることをおススメです。