うさぎがケージを噛むので、困ってはいませんか?
多くの飼い主が悩むこの問題に、どう対処したらいいのかをお伝えします。
目次
うさぎがケージを噛む時の対策
うさぎがケージを噛む理由は様々ですが、ケージを噛むのをやめさせようと怒っても効果がないことも多いです。
そのため、いかにしてうさぎにケージを噛ませないようにするかが大切になります。
まず、ケージの壁にワラや牧草でできた座布団を下げましょう。
ケージを噛むのをやめて、ワラや牧草を噛むようになるかもしれません。
うさぎには座布団の正しい使い方を理解できないので、噛んでボロボロにしてしまっても構いません。
ただし、うまくいかないことも少なくないので、板を隙間がないようにケージの内側の壁につけて完全に噛めないようにしましょう。
板におしっこが染み込んで、臭くなることが多いので、定期的に交換して下さい。
少しでも板の間に隙間があると、噛んでしまうので隙間を作らないようにするのがコツです。
うさぎがケージを噛むことによって起きる弊害
うさぎがケージを噛むことは不正咬合になるリスクが上がります。
不正咬合とはうさぎの歯が伸びすぎたり、削れ過ぎたり噛みあわせが悪くなることで起こる病気です。
最終的には食事が食べられなくなったり、顔に膿が溜まってしまい、何度も手術せざるを得なくなります。
この病気の予防のためにはうさぎにとって適切な硬さのものをかじることが大切です。
たとえば、ワラや牧草が丁度良い固さのものになります。
ケージやおもちゃのかじり木はうさぎにとって固すぎるので、負担になるのです。
また、人参の塊も固すぎるので、薄切りにしてスライスしてあげましょう。
まとめ
うさぎがケージを噛む理由は様々あります。
ストレスが原因かもしれませんし、運動不足かもしれませんし、ケージから出たいのかもしれません。
原因を解決することが好ましいですが、ケージを噛むことは不正咬合の原因になります。
この病気になってしまえば治療が大変なので、原因を解決するよりもケージを噛めないように対策することのほうが先です。
ケージを噛めないように、ワラや牧草でできたうさぎ用の座布団を吊るしてみましょう。
うさぎがケージを噛まなければ、座布団を噛んでしまっても構いません。
それでうまくいかなかったら、板で内側を囲ってしまって下さい。
板はおしっこがついたりして臭うようになるので、定期的に交換しましょう。
面倒くさいかもしれませんが、不正咬合になると、定期的に治療に行ったり、シリンジで強制給仕をしなければいけなかったりと余計、大変になります。