うさぎが足をバタバタとさせて困っているという方は少なくないようです。
何故、足をバタバタさせるのでしょうか。
目次
病気の可能性もある
うさぎが足をバタバタさせるのは痙攣などによる発作なのかもしれません。
足をバタバタさせている時に様子がおかしかったら、すぐに動物病院に連れて行って下さい。
この時、うさぎに詳しい動物病院に診断してもらいましょう。
動物病院によって得意な動物は違い、まだまだマイナーなペットであるうさぎを専門とする獣医は少ないのが現状です。
うさぎに詳しくない医者に診断してもらうと、納得できない結果になりかねませんから、健康診断もかねて定期的に動物病院を訪ね、うさぎが得意そうな獣医を見つけておきましょう。
バタバタと床を叩くのは怒っていたり不満があるから
健康な状態で床を叩くのはうさぎの強烈な意思表示になります。
ごく稀に警戒の時も足を叩きますが、大抵は不満や怒りを飼い主に訴えていることが多いです。
うさぎの言いなりになって、おやつを与えたり、うさぎがケージから出してほしそうな素振りをした時に、すぐにケージから出してあげたということはありませんか?
このような経験を何度も繰り返した結果、人間は自分の言うことを聞く存在とうさぎが覚えることがあります。
人間側にもうさぎにおやつをあげられなかったり、ケージの外に出してあげられない時もあるのですが、人間を自分の言うことを聞く存在と覚えてしまったうさぎはそんな事情を考慮しません。
そのため、人間がうさぎを無視すると、うさぎは床をバタバタと大きな音を立てて叩き、怒りだすようになります。
これはうさぎが人間を格下に見ると発生する現象です。
ペットうさぎは1匹のオスと複数のメスから成る群れ性の動物で、群れの中には断固とした順位付けがあります。
一度、格上となったうさぎはなかなか、人間を格上と認めようとしません。
人間は根気強く、うさぎよりも格上にならなければいけません。
まとめ
うさぎが足をバタバタさせているのは病気の可能性があります。
2分から3分ほどで元に戻るという場合も病気の可能性がありますから、動物病院で診察しましょう。
健康なうさぎが床をバタバタと叩くのは、怒りや不満、警戒の合図です。
しかし、大抵の場合は自分の思い通りにならないために、怒りや不満を表現し、飼い主に、「早く言うことを聞け」と命令しているのです。
うさぎは群れ性の動物で順位付けするため、うさぎと適切な距離を持って接しないと、うさぎに格下扱いされてしまいます。