うさぎが牧草を食べないと困ってはいませんか?
ペレットと牧草が主食とはいえ、そういう子は少なくありません。
目次
うさぎが牧草を食べない理由
決定的な理由がない場合もあれば、気がつけば、野菜や果物しか食べないという場合もあります。
他の理由としては、牧草が好みじゃなくなった、牧草の製品が微妙に変わって気にいらない、精神的なものと様々。
牧草はうさぎにとって非常に大切な主食ですが、好みは年齢などによっても変わるので、その時々で柔軟に対応しましょう。
胃腸の調子を整える以外にも伸びる歯を適度に削り、不正咬合の予防になります。
それに、うさぎは常に胃の中に食べ物が入っていないといけません。
野菜や果物、ペレットを食べているのなら、栄養的には足りているのですが、歯を削れる牧草はうさぎにとって重要です。
食べさせる努力は忘れないで
牧草の種類やメーカーを変えてみるというのが手っ取り早い対策です。
ただし、様々なメーカーや種類を試しても食べてくれなかったということも少なくありません。
その場合はうさぎが好きなリンゴなどのエキスを牧草に染み込ませて、食べさせてみましょう。
甘い匂いに魅かれて食べてくれるかもしれません。
一度、牧草を食べなくなったうさぎに、もう一度、食べさせるのは大変なことなのですが、食べさせる努力は必要です。
また、乾燥した牧草よりは生のほうが好きなのかもしれません。
うさぎが食べられる野草は多くありますが、きれいなものをなかなか入手するのは大変ですが、もし手に入るようであれば、食べさせましょう。
食いつきが良かったら、野草と乾燥した牧草を混ぜ、与えて下さい。
まとめ
うさぎが牧草を食べないということは少なくありません。
乾燥したものよりも新鮮なものが好きで野菜や果物しか食べない子、製品が変わったりして好みじゃなくなった子、特に理由はない子など様々です。
ただし、牧草はうさぎにとって重要な主食で、適度に歯を削ってくれるので不正咬合の防止に役立ちます。
かじり木といったおもちゃでは歯を削り過ぎてしまうので、逆に不正咬合になりやすくなるので注意しましょう。
牧草を食べてくれることが一番良いのですが、食べないようであれば、牧草やワラでできた座布団やおもちゃを与えて、噛ませてあげて下さい。
食べさせるためには、製品を変えてみたり、牧草にりんごなどの果汁を染み込ませたものを与えてみましょう。
それでも、食いつきが悪いのなら、新鮮な野草を入手して、牧草と混ぜて与えてみて下さい。