うさぎのかじり木の材質は色々とあります。
果物のりんごはあげ過ぎては駄目と言われていますが、りんごの木のかじり木をあげてもいいのでしょうか?
うさぎにりんごの木のかじり木を与えても大丈夫
基本的にうさぎにりんごの木で作られたかじり木を与えても大丈夫です。
りんごに含まれる糖質がうさぎのお腹の中でガスになり、お腹をパンパンにしてうさぎを苦しめることがあります。
そのため、りんごの実のあげ過ぎはいけませんが、りんごの木と果実であるりんごに含まれる成分は違います。
りんご以外にもパパイヤで出来たものがあります。
木によって固さや匂いが違うので、いくつか与えてみるとうさぎの好みが分かるかもしれません。
なお、りんごの木ならなんでもいいわけではなく、たとえ庭にりんごの木があったとしても農薬をかけているようなら、切り落とした枝であってもあげないようにしましょう。
うさぎにとってかじるおもちゃはとても大切
うさぎは一生、歯が伸び続ける動物です。
歯を伸ばしっぱなしにすると、不正混合になる可能性があります。
物が噛み辛くなるだけならまだいいですが、この病気は悪化すると手術も必要になり、結果的に命を落とすこともあります。
うさぎの専門医は少ない上に獣医の腕も様々あり、不正咬合の治療は適切な病院を選ぶ必要があります。
そのため、かじることが出来るおもちゃをしっかりとあげましょう。
値段も安いものだと200円前後からあります。
すぐに噛み終わるという場合も切らすことなくかじるおもちゃをあげて下さい。
かじり木のおもちゃでうまく削れないと、動物病院で歯を削ってもらわなければいけません。
まとめ
うさぎにりんごのあげ過ぎは注意しましょうといわれます。
これは食べ過ぎるとりんごの糖分がお腹の中で発酵し、ガスでお腹がパンパンになってしまうからです。
しかし、果実であるりんごとりんごの木は別物なので、りんごの木のかじり木をあげることは問題ありません。
ただし、自宅の庭にあるりんごの木の枝を与える場合は農薬がついていなものにしましょう。
人間は体が大きいので、多少の農薬は排出してしまうので問題ありませんが、うさぎは体が小さいので何かしらの影響が出ることも否定出来ません。
かじり木は様々な材質のものがあるので、色々試すとうさぎの好みが分かっていいでしょう。
かじり木をあげないと、うさぎは歯が伸び続けるため、歯が削れずに不正咬合になる可能性があります。
最初は歯医者で歯を削るくらいでなんとかなっても、悪化すると顔に膿が溜まったりするため、膿を出すためや抜歯手術が必要となります。