うさぎにりんごをあげたいけれど、皮もあげていいのでしょうか。
一般的に皮にはポリフェノールが含まれていて栄養豊富といわれています。
うさぎはりんごの皮を食べてもいいのかどうかお伝えします。
うさぎにりんごの皮を食べることは大丈夫
うさぎは少量ならりんごを食べることも大丈夫で、りんごの皮がついたままあげても問題ありません。
りんごの皮に農薬がついていたら困るという人はりんごの皮を取り除けばいいですが、通常は洗うだけで問題ありません。
現代の日本では農薬に関する法律や決まりも厳しく、収穫○日前までしかまいていはいけないなど厳しいルールがあります。
そして、散布濃度も薄く雨が一度降ったら、農薬の効果がないといったことがほとんどです。
時々、農薬で健康被害が起こりますが、多くは外国であり使う農薬も法律も日本とは異なっています。
それに、野菜や果物も農薬の中に入っている成分と同じ成分を作りだす能力を持っています。
この成分は虫などから自分を守るためのもので、農薬と違い、残留しやすいというのが特徴です。
果物と野菜は与え過ぎ注意
りんごの皮を食べることは問題ありませんが、果物と野菜は人間用の食べ物なので、うさぎには少量だけ与えるのが基本です。
りんごなど果物は食べ過ぎるとうさぎのお腹の中で発酵し、ガスでお腹がパンパンになることがあります。
パパイヤやパイナップルは酵素がうさぎのお腹の中に入ってしまった毛球を溶かしてくれるので、おススメですが、こちらもあくまでも少量だけです。
小松菜はカルシウムが多過ぎるので、食べる量が多いと結石の原因になる可能性があります。
キャベツとレタスは水分が豊富でうさぎのお腹が緩くなることがあり、それに加え、レタスの成分の一部がうさぎにとって悪影響を与える可能性が指摘されています。
このように、果物と野菜はうさぎにとって一長一短なので、牧草とペレットを中心にした食事にしましょう。
まとめ
うさぎがりんごの皮を食べることは何も問題ありません。
しかし、りんごそのものは果物なので少量しか与えてはいけません。
果物の糖分がうさぎのお腹の中で発酵し、お腹をパンパンにしてしまう可能性があります。
ただ、パパイヤは酵素によってうさぎのお腹の中にある毛球を溶かしてくれるので、おススメの食べ物です。
野菜についても果物と同様で、基本は少量だけ与えることになります。
小松菜はカルシウムが豊富なので結石の原因に、キャベツとレタスは水分が多過ぎて下痢の原因になるかもしれません。
基本はペレットと牧草を中心にした食事を心掛けましょう。