うさぎは野生化しても生きていける?

うさぎは野生化しても生きていけるのかと思っている方の中には、うさぎを飼えなくなったのでどこかの山奥にでも捨てようと考えているのかもしれません。

それとも、純粋な好奇心からでしょうか。

うさぎは野生化して生きていけるのでしょうか?

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うさぎは野生化して生きていけるかはその子次第

ペットうさぎが野生化し、定着した例はありますから、野生化しても生きてはいけるでしょう。

ただし、個体差があると思われます。

元々、ペットの犬が野生化し繁殖すると、その孫や子の世代の見た目は立ち耳で短い毛の中型犬のような姿になります。

イメージとしては柴犬と狼の中間のような見た目ですが、それ以外の見た目の子はいません。

つまり、パグのような小さい子、ゴールデンレトリーバーのような垂れた耳の子は野生では生き残ることができないことを示しています。

パグは自然妊娠ができず、ゴールデンレトリーバーは耳が垂れているため、耳の疾患に悩まされるので生き残ることができず、淘汰されてしまうのでしょう。

うさぎも同様で、野生化したうさぎは立ち耳の短毛で地味な毛色が多いです。

つまり、小さすぎる子やロップイヤーのような耳垢の溜まりやすい垂れ耳のうさぎでは野生を生きるのは困難だと判断できます。

生き残ることができたからこそ、その容貌を子や孫に引き継ぐことができるのであり、生き残るのに適した血統だけが残るので、性格も変わっていきます。

たとえ、ご自身が飼っているうさぎが立ち耳の短毛種であったとしても、食べられる野草などの知識を教えられていないため、食べてはいけないものを食べる可能性があります。

ペットうさぎを捨てないように

世の中には動物をアクセサリーや物として扱う人や、病気になって世話が面倒だからと路上などに簡単に捨てる人がいます。

この手の人に何を言っても結局は無駄なのですが、ペットを捨てて何十年も後にそのペットが夢に出てきて悩むような人もいます。

そうではなくて、引っ越しや病気などでペットうさぎの面倒を見られなくなった場合は新たなもらい手を探しましょう。

もう高齢でもらい手がないという場合も諦めずに探すべきですが、現実では飼い主の事情と理想は違うので難しいのが現状です。

ペットの問題はほぼお金で解決できるので、お金を持っているペット飼いの人に飼えないと打ち明けると非難されてしまう可能性があるので、相談をする時は相手を見てからしましょう。

まとめ

うさぎが野生化しても生きていけるかは個体以上に運の要素もあります。

ロップイヤーは地面に耳をこするので皮膚炎になりやすく、耳垢も溜まりやすいので、耳がネックになって生きていける可能性は下がります。

立ち耳短毛種のうさぎであっても狩られてしまうかもしれませんし、食べられないものを食べてしまうかもしれません。

野生化では医者も薬も安全な環境もないので、生き残れる可能性は低いと考えましょう。

ペットのうさぎを山に捨てようか悩んでいるのなら、やめて下さい。

生態系を崩す以外にもペットを飼う人全体の印象が悪くなってしまいます。

地道に里親を探して下さい。

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