うさぎの主食はペレットと牧草ですが、野菜と果物が大好きという子も少なくありません。
メロンを好きでよく食べる子へのあげ方にコツはあるのでしょうか。
メロンをあげるなら、皮の部分
うさぎはメロンを食べることができますが、うさぎが食べるには糖質と水分の多いです。
人間が食べる分には好きな量を食べるといいのですが、糖質はうさぎのお腹の中で発酵し、ガスを発生させることがあります。
ガスがお腹に溜まりすぎると、うさぎが苦しんでしまいます。
水分の多さは下痢の原因になることがあります。
この問題はメロンに限らず、果物全般につきまといますから、うさぎにあげる場合はメロンに限らず果物は少量だけあげることが大切です。
もし、メロンをあげたいのなら、果肉の部分よりも皮の部分をあげましょう。
こうすることで、糖質と水分をある程度、減らすことができます。
基本はペレットと牧草
うさぎの食事の基本はペレットと牧草です。
うさぎは味覚が発達しており、味を感じることができます。
そのため、味の好き嫌いがあり、特定の野菜や果物しか食べないという偏食になる子もいます。
果物と野菜は好きな時に与えるものではなく、しつけのご褒美としてあげるといいでしょう。
飼い主の言うことを聞いた時だけおいしいご褒美として野菜や果物をもらえると分かると、一所懸命に言うことを聞こうとします。
うさぎの言いなりで果物や野菜を与えていると、人間のことを小突けば果物や野菜が出てくる機械としてしか認識しなくなるので、メリハリが大切です。
接し方一つでうさぎがわがままになることがあるので、甘やかしすぎは厳禁です。
まとめ
うさぎがメロンを食べることは良いのですが、与えるのは少量だけで、できることなら皮の部分を与えることが理想です。
メロンに限らず、果物はお腹の中で発酵し、ガスが発生するために、うさぎのお腹にガスが溜まりすぎて苦しむ可能性があります。
それ以外にも、水分が多いので、食べ過ぎると下痢の原因になるかもしれません。
小さなうさぎと大きな人間では受け入れることができる栄養のキャパシティが違いますし、体の構造も違うので、与え過ぎないようにしましょう。
果物と野菜はしつけのご褒美として少量与えることがおススメです。
それ以外の与え方としては食欲不振になった時に、少量食べさせて、食欲を刺激するという使い方をするといいでしょう。
うさぎの言いなりになって与えていると、人間は野菜と果物を出す機械と認識されることがあります。
そうなると、うさぎが食べたい時に、人間が野菜と果物をさっさと出さないと大激怒されるなど困った事態になることがありますから、メリハリのある接し方が大切です。